2019,01,07, Monday
おはようございます。そして、明けましておめでとうございます。
冬休みは、楽しく過ごせましたか?病気やけがをしませんでしたか?お年玉はたくさんもらえましたか?冬休みの間、大きな事故にあったり、事件に巻き込まれたりすることもなく、こうやって、みなさんが元気で登校することができたことをうれしく思います。みなさんから、先生たちがもらったすてきなお年玉です。 3学期のスタートの今日は、4年間の校長生活の中で、一度は紹介してみたかったこの人についてお話しします。みなさんは、この人を知っているでしょうか。 ノーベル賞を史上最年少の17歳で受賞したマララ・ユスフザイさんです。マララさんは15歳のとき、中学校から帰るスクールバスに乗っていたところを、銃で撃たれました。その後、命をかけて全ての女性や子どもが学校で学ぶことができるように訴え続けたマララさん、とても「勇気」のいることだと思います。 マララさんが、16歳のとき行った、国連での有名なスピーチの一部を紹介します。難しい表現や上手な発音ができなくても、伝える人の気持ちを込めれば、聞く人々の感動を生み、心に残る名言になります。 One child,one teacher,one pen and one book can change the world. Education is the only solution. Education First. 1人の子ども、1人の教師、1本のペン、そして一冊の本、それが世界を変えられます。教育こそが、ただ一つの解決策なのです。教育こそ第一です。 世界には勉強をしたいと思う子どもたちがあふれています。毎日学校で学ぶことができるみなさんは、とても幸せだと思います。自分さえその気になれば、いつでも勉強ができる国にいることを、大切にしましょう。それが、自分を大切にするということにつながります。 新しいことが始まる時には、わくわくしますね。でも、マララさんのように、自分で始めるとなると、わくわくだけではなく、大きな勇気が必要です。うまくいくだろうか、成功するだろうかという不安な気持ちと戦い、乗り越える勇気です。 人間は、生まれてくる時に、「勇気」と「元気」をもって生まれてくるといいます。子どもたちには、嫌いなことも進んで学ぶ、どんなこともあきらめず努力し続ける「勇気」と「元気」があるのです。そして、世の中のものは使うと減っていきますが、この「勇気」や「元気」は使えば使うほど大きく増えていきます。 3学期は、今の学年の締めくくりです。それぞれが次の学年に進級、進学する大事な準備の期間です。「0学期」という言い方もします。今、校長先生の目の前には、青組さん、1年生、2年生、3年生、5年生のみなさんがいます。3学期の最後に、「その学年を修了しましたよ。という証拠の修了証書」をいただいたとき、初めて1、2、3、4、6年生になれるのだと思っています。 3学期は、勉強できる時間が、とても短いです。一日一日を大切にして、今の学年でしておかなければいけない、学習や生活のまとめをしっかりして、自分をどこまで高めて締めくくりましょう。それが、次の学年につながります。次のステップへの0学期、「勇気」と「元気」で確かな一歩を踏み出しましょう。
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