2017,04,06, Thursday
平成29年度の下北山小学校は、明日入学する新入生4名を含め、全校児童20名でのスタートとなります。
本日、着任式と始業式を行いました。着任式では、着任される先生方がみな前任校の離任式と重なってしまったので、校長から4人の先生方のプロフィールの紹介をしました。 以下、始業式のお話です。 春休みが終わって、待ちに待った平成29年度の下北山小学校の生活が始まりました。それぞれ学年が一つ進みましたが、新しい気持ちで元気に学習を始めましょう。 6年生のみなさんは、いよいよ最高学年です。3月に卒業した6年生からのバトンを受け継ぎ、学校のリーダーとしての役割をしっかりと果たしてほしいと思います。いろいろな学校行事が小学校生活最後の行事になります。今日の始業式も最後の1学期始業式です。2年生から5年生のみなさんも、一生の内で、今の学年は一度きりしかありません。一日を大切に楽しく充実した日々となるようにしましょう。 さて、ここに、手形があります。校長先生の手と比べてみます。大きな手ですね。誰の手形なのでしょう。ヒントを言いますから、分かったところで手を挙げてください。 1.兵庫県芦屋市で生まれました。 2.好きな食べ物はうめぼしです。 3.左利きです。 4.小学校時代は、野球チームでキャッチャー、中学校では、野球部のエースで4番。 5.身長188㎝、体重175㎏。 6.得意技は…左四つ、寄り、突き、押し、左おっつけです。 7.田子ノ浦部屋に所属しています。 ※正解者は、教頭先生でした。 そうです。これは、稀勢の里さんの手形です。稀勢の里さんは、中学校時代の卒業文集に「天才は生まれつきです。もうなれません。努力です。努力で天才に勝ちます。」と書きました。その通り、天才と言われる横綱白鵬を倒し、横綱に昇進しました。昨年の始業式でお話しした「努力のたしざん」を続け、夢をかなえた人です。 みなさんは、春休みに心の支度をして、「次の学年になったら、こんなことをがんばるぞ。」「こんなことしたいな。」と、目標を考えたことでしょう。でも、毎日学校に来ていても、自分から何もしないのでは、目標を達成することはできませんね。大切なのは、目標や夢に向かって、一歩ずつ、少しずつ自分から進んで努力するということです。稀勢の里さんの強い足腰は、小さい頃から、毎日10回、階段を駆け上がるトレーニングを続けたおかげで鍛えられたのです。そして、相撲界で一番稽古の厳しい部屋を進んで選んで、毎日稽古を繰り返し、横綱にまでなったのです。 今年度も、みなさん一人一人が素晴らしく成長するために、そして下北山小学校がもっともっと素敵な学校になるために、みなさんにがんばって続けてほしいことは、校歌に託された3つの願い、「しっかり学び、友だちも自分も大切にし、心も体も鍛える」ということです。目標に向かって、毎日、進んでこつこつと努力し、目標達成に向けてがんばっていきましょう。 自分のよさをどんどん出して、友だちのすばらしさをいっぱい見つけ、一人一人が自分らしく明るい楽しい学校生活が送れるよう、先生たちも一生懸命応援します。心配なことがあったら、どの先生にでも、気軽に相談しましょう。今年も、校長室はいつも開いています。 もっともっと素敵な下北山小学校にするために、今日から一緒にがんばっていきましょう。
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